脂漏性皮膚炎で顔が痒い・赤い!顔の炎症が治らない場合の対処法

いつまで経っても顔の赤みや痒みといった症状が治らない場合はどうすればいいのでしょうか?

そのまま放置すると炎症が悪化し、ますます赤みや痒みが酷くなる危険があります。

脂漏性皮膚炎による顔の痒みや赤みを改善する対処法をいくつか紹介します。

1.洗顔の見直しは必須

顔の症状が治らない場合、もう一度洗顔の見直しをしてください。

大切なポイントは「洗顔料」と「洗顔方法」の2点。

まず、自分に本当に合った洗顔料を見つけることが大切です。

原因菌である「マラセチア」の増殖を抑える殺菌成分配合の洗顔料、低刺激の肌に優しい洗顔料、どちらが合うか試してみましょう。

抗真菌剤の入った洗顔料が一見良さそうに思えますが、人によっては刺激が強すぎて悪化する可能性があります。

まずは、どちらか一方を使用し、症状が改善したら継続、治らない・悪化した場合は変更してください。

2.化粧水などスキンケアの見直し

洗顔料を見直しても効果が見られない場合は、化粧水や保湿などのスキンケアを再度見直しましょう。

化粧水も洗顔料と同じく、大きく分けて殺菌成分配合の化粧水、低刺激の肌に優しい化粧水の2つがあります。

合わないものを使い続けると悪化する一方なので、自分の肌の様子に合わせて選んでください。

私の場合は、抗真菌剤が入った化粧水が合っているみたいで、使わない時と使う時では全く顔の赤みや痒みが違います。

使わないと本当に顔が酷い・・・・・。

3.そもそも洗顔方法が間違っているかも

洗顔料と化粧水のどちらを見直しても一向に良くならない場合、もしかすると洗顔方法に問題があるかもしれません。

脂漏性皮膚炎になると頭皮と同じように顔にもフケのようなかさぶたができたり、酷い痒みに襲われます。

そのため、力いっぱい顔を洗いたくなりますが、これは絶対にNGです。

肌に大きな負担をかけて、さらに症状が悪くなります。

赤い顔がもっと赤く、痒みがもっと痒くなってしまうので気を付けてください。

ポイントは優しく丁寧に洗うことです。

力を入れず、無理にかさぶたを取ろうとせず、ゆっくりと優しく顔を洗いましょう。

かさぶたがとりづらい時は洗顔前にオリーブオイルや椿オイルを塗り、少し放置してから洗うといいでしょう。

すると簡単にとれます。

そして、すすぎを徹底してください。

すすぎが不十分だとそれが原因で悪化します。